みよし日記

三好博士 自己紹介

軒裏板の補修と補強対策

春一番が強く吹き荒れている岩屋です。

風が強い時、軒裏の板が外れたりする事があります。

 

昨年の9月だったでしょうか?

「軒裏の板が飛んで,これから台風がくるので全部飛んでしまうか心配です.」

とお客様が会社に訪ねてこられました.

 

さっそく現状を確認

確認すると一枚板が外れていました.

 

 

 

そしてその板をよく見てみると

釘がさびと疲労で途中から折れていました.

 

 

それから奥さんにヒアリング

奥さんの望みは「美観より丈夫な方法でしてほしい

というものでした.

 


そこで,以前使われていた真鋳釘(しんちゅうくぎ)の代わりに

スリムステンビスを使うことをおすすめしました.

 

釘は一般的に横方向の力に強く

ビスは引き抜く力に強いと考えられてるので

この方法は釘で補修するより丈夫だと

自分では思っています.(他にもメリットがありますし..)

 

 

ビス止めが終わりそうな頃,棟梁から電話があり

『壁のそばはビスが止まりにくいので,ヒモと呼ばれる木を

そえて その上を ビスで止める方法がいいのでは?』

と提案があったので,それを採用して完成しました.

 

実は現場からの提案がすぐに僕のところにくるのが

うちの良さでもあります.

 

このように少しでも心配なことがございましたら

お気軽にご連絡いただけるとうれしいです.

それでは,また..

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