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夫婦でゆったり暮らす、日本建築の平屋

北九州市 Y様邸

夫婦でゆったり暮らす、日本建築の平屋

 

石垣を彩る見事な枝ぶりの松。
玄関を真ん中に二棟が連なる立派な平屋建に住まうのは、小学校教師の職を退いて悠々自適の毎日を過ごすY様ご夫妻。
ご主人は弊社社長・三好博士の恩師でもあります。
明るく飄々としたご主人と、芸術を愛する美しい奥様の元へはいつも若い来客が絶えず、そのせいか伝統建築でありながら、どこかモダンな雰囲気に包まれたお住まいです。

  Y様ご夫妻

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1.

2.瓦をのせた立派な通門 以前お住まいだった家の欄間をあしらいました
3.大きな沓脱石や飛び石も以前のご自宅から運んだもの

 4.庭には奥様のお父様の歌を刻んだ歌碑も

1.2階建に見えますが平屋です。"これぞ日本建築"という風格に満ちたY様邸 2.瓦をのせた立派な通門には、以前お住まいだった家の欄間をあしらいました 3.大きな沓脱石や飛び石も以前のご自宅から運んだもの。塀の瓦も再利用しました 4.庭には奥様のお父様の歌を刻んだ歌碑も

 

5.来客の絶えないY家のリビング

6.ダイニングの屋久杉の食卓、ペルシャ絨毯

5.来客の絶えないY家のリビングは、いかにも居心地が良さそう。床は無垢のサクラ材 6.ダイニングの屋久杉の食卓、ペルシャ絨毯。本物志向の暮らしぶりがうかがえます

 

7.三好建設の大工が腕によりをかけた仏間

雪見障子、出書院の欄間、組子障子など

8.お部屋のアクセントになっている法被

7.三好建設の大工が腕によりをかけた仏間。雪見障子、出書院の欄間、組子障子など建具にも伝統の技が光ります 8.お部屋のアクセントになっている法被は、使わなくなったのぼりを利用したお友達の作品だそう

 

9.庭を眺めるためにこの部屋をつくりました

9.庭を眺めるためにこの部屋をつくりました。「静かに読書をするのにちょうどいい広さです」と奥様

 

10.開放感と明るさいっぱいの玄関 11.和室へと続く廊下にも高級感があふれて
12.上がり框 13.杢目も美しい格天井

14.3日がかりで行われた上棟

10.ガラス越しに坪庭が見える、開放感と明るさいっぱいの玄関。床は松材を使っています 11.和室へと続く廊下にも高級感があふれて 12.上がり框のケヤキの一枚板は、ご主人自ら選んだもの。玄関の土間は黒御影石 13.杢目も美しい格天井 14.3日がかりで行われた上棟。ご近所の語り草に・・・

 

 

Y様の家づくり体験談

期せずして祖父と孫に建ててもらうことに

 

期せずして祖父と孫に建ててもらうことに

以前住んでいた家は昭和11年か12年に父が建てた家で、それは立派な家でした。いま庭にある瓦や石、松や梅などは、その家を解体した折にこちらに持ってきたものです。

そうそう、解体と言えば面白いものが出てきたんですよ。それは棟梁の名前が書かれた棟木で、そこに助手として三好建設の初代三好文作の名前が記されていたんです。ここに居る三好博士社長のお祖父さんですね。私は以前の家に博士君のお祖父さんが関わっていたなんてことは思ってもみなかったもので、これを見つけた時には大層驚きました。そんなこととは知らずに三好建設にお願いしたものですから・・・。でもまあ、この辺りで日本家屋を得意としていると言えば三好建設ということになるので、考えてみればそう不思議なことではないのかもしれませんが。


合理的な家はどうも肌に合わなくて・・・(笑)

家を建てるにあたって、私は今どきの合理的な家というのがどうも嫌でした。最近の家は限られた土地をいかに有効利用して、空間を無駄なく使うかということに重きをおいたものが多いでしょう?けれども一見無駄な空間というか、遊びのようなものがあって初めて家に個性が出るような気がするんですよ。まあ田舎のだだっ広い家にしか住んだことがないから、そう思うだけなのかもしれませんが(笑)。

その点で三好建設のつくる家はどしっとしているし、古風な中にしっかりしたものがうかがえるので間違いはないと思い、お願いすることにしたんです。他社の営業マンの方も大勢訪ねてみえましたが、三好社長は訪ねてきてもうちで建ててくださいとは絶対に言わない。なんだかそこも気に入ってね。え?何?天邪鬼ですねって?いえいえ、大人同士の阿吽の呼吸というやつですよ(笑)

 

合理的な家はどうも肌に合わなくて


現代の技術と伝統の融合が良いですね

 

現代の技術と伝統の融合が良いですね

この家の屋根は三州瓦、壁は杉板と塗りという昔ながらの組み合わせです。塗り壁はしっくいに見えますが、塗料を吹き付けた上に汚れがつきにくいクリアコートで仕上げてあります。伝統工法に現代の新素材を組み合わせて、メンテナンスが楽なように考えてくれるので、そういう点は若い社長らしく柔軟だなあと思いますね。とても良いことだと思います。

玄関の上がり框はケヤキの一枚板。博多まで一緒に行って選びました。廊下も松でリビングの床にはサクラを使っています。玄関を入った正面をガラス張りにして奥行きを出したこと、リビングに小上がりの畳コーナーを設けたことなどで、空間に変化がついてとても良かったと思います。もっとも白状すれば、その2点は妻のアイデアなのですが(笑)


ここで奥様が登場

主人のお客様好きが幸いして、理想の住まいができました

この家はFP工法を採りいれているので、冬とても暖か。反対に夏は爽やかなんです。年をとってくると温熱環境が良いというのは、とても有難いことで、おかげさまで快適に過ごさせてもらっています。主人はこの通りの話好き、人好きなものだから、我が家には昔からお客様が多いのですが、じつはこの家が出来るのには、そのお客様も一役買っているんです。

私たちがまだ以前の住まいに居た頃、フランスの女性学者たちと大学の学生たちが中心となった研究グループが、日本の伝統建築に泊まりたいと、私たちのところに宿泊されました。その時にその研究グループが考える理想の住まいを描いた図面がこの家のひな型になっているんです。伝統的だけれどちょっとモダンな香りもする住まいが出来たのはそのせいだと思います。主人の人づきあいの良さが意外なところで役に立ったというか(笑)。私と2人で居る時はいばりん坊さんですが、根はとてもやさしい人。そう言えば三好社長もやさしい性格ですものね、類は友を呼ぶのかしら。お財布はすっかり軽くなったけど、毎日を満足して気持ちよく過ごせるというのは何物にも代えがたいこと。三好建設さんには心から感謝しています!

 

主人のお客様好きが幸いして、理想の住まいができました

三好建設 三好博士からY様へ

三好博士からY様へ

 

花を育てたりコーラスグループに参加したりと快活な奥様、そしてやさしいご主人。素敵な人生の先輩に気に入っていただける家をつくることが出来て、本当に良かったです。これからも遊びに行きますので、また面白いお話を聞かせてください。Y先生、今後ともどうかよろしくお願い申し上げます!

 

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